4月からいくつか新しい取り組みをスタートしました。
そのうちの一つが観察カードです。
3年生以上を対象に、季節に関するものを観察します。
3年生の場合は、
普段、ぼんやり見ているものを細かく観察することで、物の見方を養います。
よーーーーく観察すると、同じ物でもたくさんの発見・気づきがあります。その気づきは思考の土台となります。
物を正確にとらえるということは、国語の文章読解にも大きく関わってきます。
①正しく書いてある文章を理解する。
②その奥にある背景や心情を想像する。
心情を読み取るには、文章を正確に理解している必要があります。
お子様たちは、普段ぼんやりとしか文章を理解していないこともあるため、教える側がその点を意識をして発問することで、正しく理解する力を育てます。
国語や日本語の力は色々な角度から、総合的に育てることが大切です。
こちらは3年生の観察カードです。
観察の視点は、以下の通りです。(これは、お子様が気づいてから整理してあげると一番効果的です。)
見る:花びらの枚数、色、葉っぱの形など
さわる:ざらざらしている、つるつるしている
におう:〇〇のようなにおいがする
上記の観察カードはしっかりと観察ができており、保護者の方もフォローしてくださっています。
一緒に勉強しているお友達も「すごい!」と賞賛があり、次回のカードはお友達の真似をして観察することができました。こちらが指示するのではなく、お友達から学び、自分の学習に生かすという、主体的な学びとなっています。グループレッスンならではですね。
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