今の我が子にオンラインは合っていたようです
9月からプレコースに参加し、約半年が過ぎました。
レッスン中に日本語で会話する機会が圧倒的に増え、先生やお友達に自分のしゃべる日本語が通じるというのが自信になったようで、家庭にて日本語を自らしゃべることが、とても多くなりました。
4歳ころより日本語学校でひらがなは導入されていたのですが、定着していませんでした。ですが、コスモスで毎週ひらがなが3つずつ導入され、それが子供のペースに合っていたようです。現在では、絵のついていない、ひらがなのみのカードがたくさん読めるようになりました。もちろん、間違えることは多々ありますが、ここまで読めるようになったことは、親としてもうれしいですし、とてもびっくりしました。また、テキストの導入するひらがなの順番がとても考えられており、これも上達の一つだったと思います。
また、担当の先生が本当に良い方で、ぴったり合う方と巡り合えたと思っています。子供が発するはっきりしない又は間違っている日本語をくみ取ってくださったり、絵を取り入れたりして、何が言いたいのか忍耐づよく聞いてくださいます。先生は、いつもちょっとしたことでも子供を褒めてくださり、それが自信につながるようで、レッスンも毎週楽しみにしています。以前には、日本語学校に通っていたのですが、行くのを嫌がることも多々あったので、日本語のレッスンを楽しみにしてるというのを見るだけでも、親としてはとても満足しています。
最初は、6歳の子にオンラインは、どうだろうかと思っていました。ちゃんと座っていられるだろうか、先生が隣にいなくても、スクリーンからの映像や音声で、飽きずにできるのだろうか等、不安な面はありました。でも今は、オンラインに変えて大満足です。自宅は子供にとってリラックスでき、親も近くで作業をしながらレッスンの様子を見れるので、とてもいい環境だと思います。また、オンラインでは、先生がいろいろな絵、歌、読み聞かせの本、ひらがなの書き方をスクリーン上で見せてくれるので、これがとても効果が良いようです。きっと、普段から学校でもスマートボードで同じようなことしてるからだと思うのですが、今どきの我が子にはとてもあっているようです。(以前の日本語学校では、いわゆる日本方式をとっていたので、黒板に板書、プリントを何枚もするということが、我が子には合っていなかったようでした。)
P.Mさん(カナダ在住 6歳のお子様)
- Q.ご家庭で日本語力をつけるために工夫していることがありましたら教えてください。
- A.母親(日本人)は日本語しか使わない。わからない日本語がでてきたら、英語で言うのではなく、他の日本語に言い換えて、日本語で理解できるように徹底する。また、日本語で話しているときに、父親(英語が母国語)が理解できないときは、会話を英語に切り替えずに、子供に英語で通訳させるようにしています。これをすると、子供がどれぐらい日本語での話を理解してるのかも見れて、面白いです。
また、どうしても習い事などで、日本語の家庭学習時間をレッスン以外に別に設けるというのは、現状としてはできていません。ですが、出された宿題は、1回で終わらなければ、何回かまたは何日かに分散して、次のレッスンまで終了してるようにしています。あとは、寝る前に必ず日本語の本を一冊読みかかせをしています。その時にひらがなの読みの宿題も同時に取り入れています。ひらがなの読みの宿題は、毎晩1回のみ。2-3分で終了できるものなので、これも本人に負担なくできているようです。最初は、2-3回リピートと思ったのですが、やはり疲れていたりするので、1回のみにしたのですが、それでも毎日していると、読めるようになりました。